カタボリックって何?

カタボリックとは、体の組織が分解され、壊される現象を意味する言葉です。

とはいっても、別に病的な現象ではなく、人間の体は細胞が毎日新しいものに少しずつ入れ替わっており、カタボリックを繰り返すことで健康を維持しています。

ただし、栄養素が不足するとカタボリックが過剰に行なわれ、筋肉が落ちるなどの弊害が生じるケースもあります。

体の組織が新しく合成される現象(アナボリックといいます)とカタボリックのバランスが重要なのです。

食事の栄養さえ十分ならば大丈夫、というわけでもありません。

睡眠時には栄養摂取ができないため、カタボリック過多に陥るケースが多いといわれています。

睡眠時に不足したエネルギーは、筋肉を分解することでアラニンなどのアミノ酸を取り出し、それを原料にブドウ糖を合成して補われます。

いわば筋肉を原料にして体の機能を維持しているわけですから、ウェイトトレーニングに励む人々や、アスリートにとっては耳の痛い話です。

筋肉を効率よく増やすためには、この睡眠時の筋肉分解を抑えなければなりません。

具体的な方法としては、一度起きてプロテインを補給するか、就寝前にプロテインを飲むなどの手段が挙げられます。

吸収が早いものだと効果が持続しないので、ステーキなどを食べてゆっくり吸収されるタンパク質を活用する方法もおすすめです。

ただし、トレーニングをする習慣のない方が上記の方法を実践すると肥満に繋がりますから、あくまでウェイトトレーニングの一環としてお考えください。